車内に“スズメバチ数匹”が…軽トラが壁にぶつかり86歳男性死亡の事故 ハチが影響した可能性

09/22(金) 14:43

２１日、白山市で発生した死亡事故。事故の原因は車内にいたスズメバチの可能性があるということです。

２１日、午前１０時半ごろ、白山市井口町（いのくちまち）で発生した軽トラックが壁にぶつかった事故。この事故で、運転していた近くに住む８６歳の男性が肋骨などを折る外傷性ショックで死亡しました。

リポート：
「こちらで事故を起こしたトラックの中にはスズメバチが数匹いたということです」

なんと軽トラックには数匹のスズメバチがいたというのです。男性は２０カ所以上、スズメバチに刺されたあとが残っていました。このため警察は、スズメバチが車内に入ったことで運転操作を誤ったか、スズメバチに刺されショック状態となり事故が発生した可能性があるとして事故の原因を調べています。

２１日から秋の全国交通安全運動が始まったばかり。キャンペーン初日の死亡事故を受け、２２日朝は白山警察署の竹本邦夫（たけもとくにお）署長が事故現場を訪れ現場の状況を確認していました。

竹本邦夫白山警察署長：
「きのうの残念な事故を受けて白山署としてはパトロールを強化していきたい。」

警察は数日間、事故現場周辺で取り締まりを強化し事故防止に努めると言うことです。