金沢大阪間は1620円アップ　北陸新幹線敦賀延伸にあわせ特急との乗り継ぎ割引終了

09/22(金) 19:28

ＪＲは２２日、来年３月の北陸新幹線敦賀開業に合わせ新幹線と特急の乗り継ぎ割引を終了すると発表しました。これによって金沢大阪間、金沢名古屋間は現在より、いずれも１６２０円高くなります。

ＪＲは２２日、会見を開き来年３月に開業する北陸新幹線敦賀延伸に伴う東京福井間までの特急料金について国に認可申請を行いました。

また、開業日の３月１６日からこれまで新幹線と特急を乗り継ぐ場合に適用されてきた乗り継ぎ割引を終了する事も合わせて発表しました。

これによって金沢－大阪間は指定席で片道９４１０円、金沢－名古屋間の料金は９０８０円となり、いずれもこれまでと比べて１６２０円高くなります。

なお申請によるといずれも指定席で小松ー東京間は１万４６００円。加賀温泉ー東京間は１万４９３０円となります。ＪＲでは国の認可が下り次第、往復割引などの企画商品を発表するとしています。

これまで金沢大阪間は指定席料金で、特急サンダーバードで７７９０円。名古屋まではしらさぎにのって７４６０円でした。しかし、来年３月１６日に敦賀まで延伸すると敦賀駅で乗り換えが必要となり、さらに料金が９４１０円とこれまでよりも１６２０円アップします。値上げ幅は名古屋に行くときも同じです。

なお時間短縮効果は大阪は２２分、名古屋は１６分とのことです。