土俵際まで追い詰めるも逆転のすくい投げ…大の里新十両での優勝ならず

09/24(日) 16:50

千秋楽を迎えた大相撲秋場所。

津幡町出身の大の里は、すくい投げで敗れ新十両での優勝とはなりませんでした。

ここまで12勝2敗と一山本と優勝争いをしている大の里。

一山本が先に勝ったため、優勝するためには狼雅に勝つことが最低条件となります。

大の里は、もろ手で強く当たり、相手を土俵際まで追い込みましたが、狼雅が逆転のすくい投げ。

新十両として迎えた今場所を12勝3敗で終えました。

大の里が小学校の頃から家族ぐるみで付き合いがある地元のすし店では健闘をたたえる声が聞かれました。

鮨正　小山圭介さん：
「お見事やと思います。楽しませてもらえて本当ありがとうございますという感じです。体格を生かした気持ちの良い相撲で（これからも）どんどん活躍してほしいと思います」

そのほかの郷土力士の結果です。

穴水町出身の遠藤は琴勝峰を切り返しで下し9勝6敗。

七尾市出身の輝は王鵬を押し出しで破り5勝10敗で今場所を終えました。