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新十両で12勝…大相撲秋場所で大活躍 大の里「優勝は頭の片隅にはありました」石川・津幡町出身

優勝まであと一歩でした。

新十両で迎えた大相撲秋場所で12勝3敗と活躍した津幡町出身の大の里。

石川テレビのカメラに来場所への意気込みを語りました。

秋末アナウンサー:
「大の里関、惜しくも新十両での優勝はなりませんでしたが24日は所属する二所ノ関部屋のある茨城県で祝賀会です。」

新十両として迎えた秋場所。

大の里は初日から9連勝と歴代1位タイの記録で千秋楽まで優勝争いをしました。

しかし一歩及ばず12勝3敗で今場所を終えました。

師匠の二所ノ関親方:
「十両の土俵で日に日にどんどん慣れてきましてこれは幕内でも通用するんじゃないかというような相撲を取ってみんなを沸かしてくれました」

大の里:
Qまずは終えて、心境は?「ホッとしていますね。疲れました。またゆっくり休んで次に向けて頑張りたいですね。」
Qきょうは(優勝の)可能性も残されていたわけですけど色んなことを考えましたか?
「まあ考えてないと言えば嘘になりますけど、頭の片隅にはありましたね。でもこれが僕の実力なのでまた一皮も二皮もむけられるように頑張りたいなと思いますね。」
Q相変わらず謙虚ですね。「ありがとうございます」

こう振り返った大の里。

しかし、連勝が止まった10日目に父の知幸さんに電話をしていました。
父・知幸さん:
「10日目終わって負けたときに電話があって、『あ~、終わった~。負けた~。すっきりした~。』みたいな。見えないところで重圧がかかっていたんじゃないですか」

小学校時代のコーチ 長井恒輝さん:
Qきょうはどんな話を?「津幡の盛り上がりどうですか?とかこっちが盛り上がっている内容を伝えたりとかしていました」
Q津幡のこと気にしてくれているんですね。「地元を本当に大事にしてくれていますのでそういう風に聞いてくれるのも嬉しいなと思います。」

大の里:
Q石川県の皆さんも応援しています。最後に意気込み、いただけますか。「一日でも早く幕内に行ってどんどん上に番付を重ねられるように頑張るので今後とも応援よろしくお願いします。」

11月の九州場所では、県勢としては遠藤以来の十両優勝を目指します。

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